小倉きふね病院創立50周年
理事長・院長 松井豊よりご挨拶
この度、小倉きふね病院は旧松井病院より創立50周年を迎えることが出来ました。これもひとえに地域住民の皆様並びに地域医療機関の皆様のおかげです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
当院の歴史は、昭和40年黄金町に私の母松井慶子が松井耳鼻咽喉科を開業した時から始まりました。その後、昭和47年4月に父松井弘と松井慶子で松井病院を開設したのが病院として出発点となっています。
旧松井病院は70床の病院として開設。平成30年12月に小倉きふね病院として新築移転を行いました。現在3病棟99床となり病院機能は地域医療構想や近隣急性期病院の状況より、回復期機能を中心とした病院運営を行っています。また、医療法人社団天翠会として、介護事業所4施設、有料老人ホーム及び整形外科スポーツクリニックを開設しており、医療から介護までトータルなサービスを提供できる体制となりました。
近年、地域貢献の一環として、北九州フイルムコミッション様の誘致された映画撮影への協力を行っています。2020年に公開された仮面病棟、今後公開予定の映画でも旧松井病院と小倉きふね病院の両病院での撮影が行われました。
また、北九州市に拠点を置くサッカーチーム・ギラヴァンツ北九州、プロ野球独立リーグ・福岡北九州フェニックスへの協力も積極的に進めています。
創立50周年を迎えることとなりますが、コロナ禍により医療・介護事業は非常に厳しい経営状況になっています。まだまだ先の見えない現状ではありますが、旧松井病院からの病院理念である「安心できる医療の提供、地域社会に貢献できる医療機関」として今後も誠実に取り組んでまいります。
今後も皆様のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
昭和47年4月・旧松井病院開設
(小倉北区黄金町)
旧松井病院は当院発祥の地として、現在も小倉北区黄金町に残存しています。最近では映画撮影に使用されることが多く、また映画ロケ地として度々TV等で紹介されています。